晴天の霹靂ともいいましょうか、カメのチヨコが生きて帰ってきました。吉報が届いたのは土曜の午後でした。うちの次男が玄関扉を開けたところ、ヒョコヒョコと歩いていたそうです。僕が離した棚と同じ棚にいたそうです。おかしいな、その棚は家人全てが見て回ったはず。いるわけがないのです。
　まるで、宇宙人にさらわれて帰って来た人のようではないですか。異世界に行っていたということかもしれません。僕が今回あまり心配していなかった理由は、チヨコの波長がまだ途絶えていないということでした。誰か周辺の住人が保護してくれているに違いないと思っていたのです。一番最悪なのは、車に踏まれて木っ端みじんという結末です。
　いなくなった棚、発見された棚は、道路から5ｍほど上の階段の踊り場です。そんな棚まで誰かが返しに来るはずもなく、異世界からの転生となったように感じます。ひと昔前であれば、うちの階段の何処かに、異世界につながるブラックホールあるいは空間の歪みがあって、そこに入り込んだカメが、何らかの冒険をしてまた帰ってきたということになりますね。（ムー世代ですから）心なしか、少し疲れたような表情のチヨコさんでした。人間に換算したらいったい何歳なんだろうね。
　　　　
　今日は朝から阪急百貨店におもむき、長女の山用のズボンや登山靴を買いに行きました。格好だけは立派な山ガールです。僕が学生の時は、山用品って、高いイメージあったけど、今も全然値段が変わってないですね。逆に安くなっているかもしれません。ナイキエアーも娘の履いているのがヘタってきたからと言って、見にいったら、1万円～1万5千円くらいだった。僕はナイキは買わないので知らなかったけど、ちょっと安くないですか。
こないだニュースになっていたけど、iPhoneやiPadも世界中で日本が一番安い値段で売っているのだそう。僕はアローズの安い携帯使っているので、それもどうでもいいことだけど。そもそも嫁のiPhone重くて困る。
　時計も高いのがもてはやされていますね。1000万円くらいする時計してる人いるけど（むかしうちの親父もしてた）、ちょっとプールに行くわと、100円リターン式のコインロッカーにその時計入れて、平気な顔で泳げますか？　そんでもって、高い時計は大きくて重い。僕はそんなんいらん。いっつもだいたいG-Shockのゴムバンドのしてる。ソーラー電波時計だから、ここ7年くらいしてるけど電池交換もいらないし。
　今日はこんなネタなので、最大限にコスパのいい話をするね。子供達や、僕のお弁当を包んでいる「ナフキン」（スナフキンではない）という布がありますね。僕がアイロンあてる日もあるのだけど、とっても古いのを使っているので、このムーミンのはいつの？と嫁さんに質問したら、「私の小学生の時の」と答えがあって、ということは40年以上使っているわけね。一枚400円だったとして、（今もそのくらいで買えるのがすごい！）一年間で10円というコストパフォーマンスです。ほとんど無料ではないですか。何故にそんなに持つのか、ちょっと考えてみた。ナフキンは、洗濯後にアイロンあてますよね、あの行為が細菌を殺しているのではないでしょうか。だから、臭くならないし、布もボロボロにならないのかもしれない。僕が中学生になったときに阿倍野のアニメイトで買った、「らんま二分の一」のバンダナも、いまだに現役です。
　誰か、ワイシャツに洗濯後、いつもアイロンあてている御仁がいたら、どのくらい持つのか教えてください。僕はノンアイロンのワイシャツが流行った頃からの社会人なので、あまり知らないのです。
　今日の歌　時代遅れのロックンロール　すごい面子です。みんな身長同じくらいなのに驚き。声が若いときと同じなのに驚き。