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院長雑記

香川元太郎展

2020-12-06  カテゴリ:

おひさしやす!
 最近、Youtubeにハマっている院長です。みなさん、「迷路絵本シリーズ」って知ってますか? 2005年から刊行され続けている香川元太郎先生の超人気子供絵本です。(累計270万部!)僕たちが子供の頃は、学研の「なぜなにシリーズ」を集めたりしましたが、最近の子供たちは、「残念な○○」や「どっちが強い?」シリーズを集めています。その過渡期に流行っていたのが、今日のトピック「迷路絵本シリーズ」です。
   
 いま展覧会が芦屋美術館にて開かれています。そして、なんと今朝11時から、原作者本人が娘さん(香川志織)と一緒に来館されて、かつ原画解説をしてくださるというイベントがあったのです!(50名限定)
 広報「あしや」で知った僕は、何時に行けば、50人に入れますか?など、美術館に電話で聞くほどの熱の入れようでした。30分ほど前に来てもらえれば、大丈夫だと思いますと、係の人の頼りない返答をもとに、祈るような気持ちで10時35分到着。
 100人くらい来ているのでは?と不安な気持ちで入館すると、誰もいない状態でした。(実際には10人くらいいた)11時前になると、30人ほどになって、イベントが始まりました。僕がまず驚いたのは、香川先生の、その気さくなキャラクターでした。動物園のアライグマの飼育員さん見たいな感じです。(サイとかパンダとか大変な動物担当ではなく、ゆるい感じね)
 そして、大勢を相手にしても、緊張もせず、かまずに的確な説明をし続けるという頭の良さが垣間見える人物だったのです。売れっ子作家さんで、こんなに地に足ついた人っているんだと感心したと同時に、その作品のレベルの高さに圧倒されました。
 迷路シリーズ見たことある人は分かると思うけど、まず迷路があって、絵自体に物語が入っています。登場するキャラクターに一人一人が表情があって、だまし絵が入っていたり、隠れメッセージが入っていたりして、その一枚の絵に何回もひらめきがあるのです。今風に言うと、「ヤバい」あるいは「神」レベルの絵です。
 僕は初めて会う人なのにとても共感してしまって、ほとんどかぶりつきで45分間ついてってしまいました。さらに直接質問すること二回、Q1「隠し絵は、描く方はそこにあるのが分かっているのに、それを一見では分からないように描くのは難しいでしょうね」「そのとおりです、いろいろと工夫を凝らして分かりにくいように隠しています」Q2「一枚仕上げるのに、どのくらいかかりますか?」「構想に2週間、作成に2週間です、12枚で一年に一巻ずつ刊行するようにしています」
 僕が共感した理由が分かりました。その作品数の多さと緻密さです。今日みたいに、のんびりと出来る日はほとんどないのでは。週間連載を抱えた漫画家のように、普段はずっと原稿とにらめっこしているに違いありません。僕が感じたのは、彼の真面目さとユーモアのバランスの良さだったように思えました。偉そうに言うなら「人間力の高さ」かもしれません。
 
 最後にサイン会もあったので、子供は「物語の迷路」、僕は「日本の城」を買って、サインしてもらった上に、写真まで撮ってもらいました。とにかく、気分的にアゲアゲな日でした。
あ、そうそう、僕自身も「読売新聞」記者から取材受けたので、この展覧会の記事が載ってたら、僕も載ってるかもしれません。
 
 香川先生の城シリーズ(こっちが本職なんだよね)、最近僕がハマっているYoutuberの「非株式会社いつかやる」の作品で、山城に行ったシリーズが面白いので上げておきます。滝山城の解説 by非株式会社いつかやる
 今日の歌。クリスマスは好きではないけど、気分がアゲアゲになる曲。サビの部分は難しすぎて、本人でさえも歌えないので、コーラスついてます☺ でもいい曲だね。
 Winter Bell  by 倉木麻衣
 
 
 

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