誕生日前夜
みなさんこんばんは。
木曜日の夜です、朝は大雨が降ってましたね。
止まない雨はない、止まない風はない。
でも、時間だけは止まってはくれません。
僕は明日、54才になります。
最近は、できるだけねばって、1年間が長く思えるように頑張って生きています。
ツラいことがあるとき、人は記憶を短くするので、一瞬で時が過ぎていきます。
ぼ~っとする時間がありすぎても、毎日を生きている感覚が希薄になり、今浦島のように気づいたら時がすぎています。
僕にはぼ~っとする時間は、ほとんどありません。
ではどうするか、毎日が楽しいと思えるように暮らすと、少しでも1年間が長く感じると思っています。だからいろいろするのだ。
仕事でのミスで生じるツラさは、自分のスキルアップで回避できます。
でも、スタッフが抜けていくツラさは、自分の力ではどうしようもない部分です。
できるだけ、仕事して良かったと認めてもらえる環境を作り出すように、いろいろな作業、仕事を与え、あまりにホワイトな環境にならないように日々苦心しています。
院長の仕事はグレーです。残業は月100時間に達することもあります。(経営者だから許されてますので、ご心配なく)
でも、スタッフの皆さんには、そこまで過酷な労働を強いることはありません。常勤さんには以前は月に160時間を要求していた時もありましたが、最近は時短を心がけ、そこまで労働時間を強いることはありません。
どのくらいの仕事量がちょうどいいと思えるかは、育ってきた環境が違うから〽食い違いは否めない~(byセロリ)ですので、ぬるま湯でお仕事されてきた方には、ちょっとうちはしんどいのかもしれません。
うちのスタッフに若い人を多く入れているのは、僕が仕事を始めた研修医の時、メタクソに厳しい環境に置かれていたので、最初が肝心ということはよく理解しているので、若い時に厳しい環境で仕事をした経験は、その後必ずあなたたちの人生の役に立ちますので頑張って下さいよということ。
でも、最近感じるのは、自分の体力・気力が無くなってきて、だんだんぬるま湯のような職場に変わってきているのではないかということです。教科書薄くして、ゆとり教育は失敗だったということが実証されているのに、最近の日本人はだんだんとゆとりに犯されていると感じるのは、僕が昭和だからでしょうか。
明日から鬼滅の刃が映画が公開されます。あの話が人気があるのは、滅茶苦茶頑張っていた頃の日本人がいっぱい出てきて、努力が無駄で無い、清い人生を歩むためには、精進せねばならないのだ。というメッセージが、今もまだ多くの日本人の心を打つからでしょう。
僕はもう、炭治郎のような元気はなくなってしまった。でも、研修医の時はあれに匹敵するくらいの気力はあった。彼らくらい毎日精進して生きていたら、人生は長いかな。いや、毎日の鍛錬がツラすぎて、鬼と闘うときは怖すぎて、一年は一ヶ月くらいに感じているかもしれないな。
自分の研修医の時の記憶はたった二年間だけど、果てしなく長く感じた。それは、毎日毎日、自分が新しい知識、技術を吸収して、そして先輩たちと語らい、実践させてもらっていたからに違いない。
そうだな、炭治郎たちも、鬼滅隊に入ってから最終話までの時間は一生分くらい長く感じたに違いない。
さあ、日本人よ。しばらくはまた映画の余韻に浸って、良い時を過ごそうではないか。
「強く生まれた人は、弱き人を助けるために、その力を使うのですよ。」煉獄さんのお母さんのセリフを心に54才をスタートさせたいと思います。
今日はパルヤマトで半額で買ってきたお寿司で前夜祭よ。
ロータスラブ by YMO
今日の気分だわ。ベイビー、時を飛び越えて会おうよ。ベイビー、世界の外で会おうよ。