南大東島
みなさん、今日のNHKスペシャルを見た方はどのくらいいますか?
南大東島の水中洞窟の8k映像が公開されていました!
僕は大学生の時、神戸大(全学)の探検部にいたので、岡山の井倉洞にも数回潜ったことがあるのです。井倉の遠征、岡山駅のコンコースで泊まって、翌日に洞窟近くの飯場まで歩く。
なぜ、その日程になっていたのか、当時はお金が無いから岡山駅まで在来線で行って、駅構内かタクシー乗り場のところにあった噴水あたりで宴会をして、そのまま駅のベンチで寝て、翌朝の早い電車で在来線の井倉駅(だったと思う)まで行き、駅から4kmくらい歩いて行ったと思う。洞窟遠征って、荷物が重いのよ。それを運ぶのが、道が遠すぎて本当に嫌だった。
あと、洞窟に入ると、自分のヘッドライトが命綱で、もし電池が切れたり、導線が切れたりしたら、もう一巻の終わり。生きて帰っては来れない。暗闇の中で、狭い隙間を抜けるとき、自分の骨盤が挟まって抜けられない時の焦り。年中10℃くらいで、水がポタポタ落ちてきて、泥だらけで、コウモリの糞で洞内は臭いし、何が楽しくて行っているのか分からなかったが、昔の男にはロマンがあった。
そう、男は試練を乗り越えてこそ男、という気概があった。洞窟の中で先輩に言われて、荷物番をする間、電池が勿体ないからヘドランを消して、一人ぽつねんと待つ。1時間目を開けていても、1年間目を開けていても、全く何も見えない漆黒の闇。人間の目は、光が無ければ、何も見えないのだ。日常では感じることの出来ない、非日常に置かれたとき、人間の器の大きさが分かる。
何かが僕の肩をトントンと叩いても、それが何かはヘドランをつけないと見えない。ゲジゲジが顔の横をはっていっても、何かは分からない。自分が足を踏み外して、穴に転落しても、他人に知らせる方法がない。めちゃくちゃ怖い。
死と隣り合わせの暗闇のなか、自分の息づかいだけが、湿気を含んだ吐息だけを感じる。いま、日本では戦争が無くて、死と隣り合わせの感覚になっている人は、多くは無いと思うけど、ウクライナの人は、ロシアからの空襲で毎晩避難しているから、停電したらそんな気持ちになっているのだろうと想像する。
さて、水中洞窟の探検というのは、ベテラン中のベテランしかできない業物。NHKの装備は、とても明るいので、見ている分には怖さはないが、最初に入るダイバーは、とんでもない恐怖に怯えているはず。いや、感覚が麻痺してリスクジャンキーのようになっているかもしれないな。偉大な探検家というのは、リスクに対する恐怖の感じ方が、常人とは違うと思う。僕もいろいろやりたいほうだけど、怖さを感じると、実行に移せない自分がいる。
僕がシンガポールに留学していたとき、学年一優秀でタイガーウッズのようにハンサムだったDrが、ダイビングの事故で亡くなった。ダイビングを趣味にしている阪大の同期もいるけど、しない人よりは死亡率は高いと思う。与那国島の洞窟の観光探検中に、潮が満ちてきて、水死した夫婦もいたな。
僕はバンジージャンプと、スカイダイビングは一生しないと決めている。かつ、在命中に宇宙旅行が可能になっても、飛行機くらいで怖いのに、Gの変化に絶対について行けない自分がいるので、絶対に宇宙には行けない。あと、タイタニック号見に行った観光客が、潰れて死んだのもあったな。
今日も空いているだろ、でもビキニの女の子もいるよ
だから死なない程度に冒険を取り入れながら、日々暮らしているのだが、今日は須磨の海が今年最終営業日だったので行って来た。今日は9月に芦屋でバイアスロン(スイム+ラン)があるので、練習に来ていた人が居たようで、二人くらい遠泳している人がいた。今年はこれで最後かなと思いながら着替えた。最後に毎年居る警備員さんに聞くと、今年は10月まで土日は開けますと言っていた。まだ今年の夏は終わっていないとホッと胸をなで下ろした。海で泳いだ事の無い長男を連れて行って、是非来年のバイアスロンに出て欲しいと思っているから。
今日は明日から学校が始まる次男の宿題を最後に見ながら、ブルガリアヨーグルトのシールを応募処理してました。なんと、大口応募の45枚というのがあって、数えたら、ちょうど45枚あったので、それに応募しました。当たったら、今年の12月に泊まりがけでディズニーに行けるらしい。嫁と次女にプレゼントするわ。
水戸土産 美味しい!
革命道中 by アイナジエンド この人滅茶苦茶歌うまいですね。