蟹の季節の終わりと鳥人間
気づけば、もう蟹座の季節は終わってしまっていた。どおりで、あの夏至の頃をピークにした少年的な蟹の衝動は急に壮年期に入ったように。でも、まだまだ老年期には至ってないな。そのシーズンの終わりにぴったりなイベントがあった。
前からというか、子供の時から行きたかった、「鳥人間コンテスト」。今年は42回目らしい。かつて僕が医者になる頃に3年連続で、滑空機部門で優勝したSさんからのお誘いもあり、初めて会場に行ってきた。
ちょうど、かつてない飛距離を叩き出しているチームがあって、次のチームはみなプラットフォーム上か、その周りで待機させられている状況だった。(写真を拡大してみたら、次だけじゃなくて横向きにいるグライダーが見えるだろ。)
あとで、ツイッターみたら、大会時間切れで飛べなかったチームもあったようだ。辛かったろうな、可哀想だな。だって、間近にいたチームなんて、羽の下に人をおいて、羽が折れないように、1時間以上もずっと持ってるんだよ。羽は折れなくても、心が折れそうだった。いまの僕の体力ではもう無理。だけど、彼らは若かった。心を一つにして頑張るという、貴重な体験をしたに違いない。
若い時に、何か特別な体験をしておくことは、その後の人生においてプラスだ。苦しい時にも、そのことがきっと支えになってくれるからね。
ところで、滋賀県って旅行のイメージあるよね。僕の大学生の頃は、車でおでかけしていたからかな。いまは車運転しないようにしているけど、結構ドライブ好きだった(BMW535)。今でも、道はよく知っているよ。当時、ナビは無かったけど、抜け道マップというのがあって、重宝したのを覚えている。
その頃のイメージぴったりのミュージックビデオがあるよ。キリンジの、「いつも可愛い」をどうぞ。「いつも可愛い byキリンジ」 short versionしかないけど、彼女、可愛いすぎてヤバい!歌も上手いしな。ああ、俺もこのくらい歌が上手かったら人生変わっていただろうな。(当たり前だ、プロの中でも上手い人だからな~)