ルナビル
北京オリンピックが佳境に差し掛かってきました。今日は羽生結弦選手が、フリーの演技で、史上初の「クアドラアクセル」という技に挑戦し、技として認定されたというニュースが飛び込んできました。結果、こけてしまったので、順位的には4位ということでしたが、歴史的快挙ということで、世界的に注目されているようです。でも、もう彼の時代は終わったという雰囲気ですね。一位のチェン、二位の鍵山、三位の宇野選手、全員が日本人かと思うような顔立ちなので、オリンピックというより、NHK杯を見ているような気分になりました。
スノーボードも女子ハーフパイプで、富田せな選手が、銅メダルを取っていましたが、大本命は「平野歩夢」選手ですよね。彼にしか出来ない技「トリプルコーク1440」(縦3回転、横4回転)を見ましたが、もう無茶苦茶すごくて開いた口が塞がりません(‘◇’) 彼のライバル「ショーン・ホワイト」選手も、今回の平野選手をみて、もう俺の時代は終わったと悟った顔をしていた((+_+))のが印象的でした。予選で5連続ダブルコーク(縦二回転)を入れてくるあたり、余裕のよっちゃん(^_-)-☆
オリンピックでは、新しい競技は開拓されて、どんどん進化するけれど、ほとんど進歩のない競技もある。それでも少しずつは記録も進歩するけど、やっぱり新しい競技のほうが面白いよね。そういう意味では、スノーボードクロスとか、エアリアルとか楽しみですね。
最近の映画界が、停滞しているように思えてしょうがない。どの映画を見ても、前にみたような感じ=既視感の塊になっていて、あまり面白くない。模倣から学ぶことはあっても、模倣そのものが作品としてまかり通るから、みんな真似をしてもいいんだとなっちゃうのかな。たまに面白いのに当たると、ホントに幸せだよ。「ドライブ・マイ・カー」がいま映画賞を総なめにしているけど、そんなに面白い映画ではないよ。ただし、きっちりとエロいシーンも入っていて、ツボを押さえた演技と構成が、最後まで安心して見られる映画として完成している。原作の村上春樹は、ノーベル文学賞取れないねえと言われているけど、この映画がアカデミー賞を取ると、とうとう貰っちゃうかもしれないね。
僕の中では、村上春樹もきっと気に入っていただろう芦屋川のルナビルの解体が、もう青春は終わったと思わされる象徴になっている。後にどんなビルが建っても、初代の輝きは取り戻せないものだ。
最近、アンリシャルパンティエのケーキの差し入れをいただきました。ホンマモンのおいしさでした。僕の食べたのはチョコのタワーでした。いつもありがとうございます。
今日の歌 おもかげ この歌聴いていると、歌手はまだ進化しているよなと感じる。