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中内眼科クリニック

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院長雑記

びじゅチューンEXPO

2022-03-06  カテゴリ:

 「ぼく」という絵本を知っていますか、谷川俊太郎の最新作で、刷っても刷っても売り切れてしまうほどの評判作となっています。どんな冒険物語? いや、詩人の作品だから、内面を見つめるのか。その通りです、実はこの本は「ぼくはしんだ、じぶんでしんだ」で始まる、少年自殺の本です。内容はみなさん、自分で買って読んでもらうとして、とにかく装丁が美しい。岩崎書店の本気を感じる。「100万回死んだ猫」で泣いた感性のある人は、ボロボロと涙を流すでしょう。スイミー、虹色の魚、はらぺこあおむしetc、、人生で一度は持っておかないといけない本の一つかもしれません。谷川俊太郎さんは1931年生まれなので、現在91歳ですね。もう最後のほうの作品であることに間違いない。作品というものは、頭がボケなければ、いつまでも進化し続けるものなんだというところに、僕は感動しました😢
 2019年に82歳で亡くなった漫画原作者の「小池一夫」氏も、最後に「精神は最強で死んでやる」と銘打ったエッセイ「人生の結論」という本を出しています。内容はどうあれ、格好良さを追求した御仁だった。池上遼一氏とのコラボ「傷追い人」「I・餓男(あいうえお)」「赤い鳩」「クライングフリーマン」とか好きやったなあ。前回取り上げた「魁クロマティ高校」も、池上遼一&小池一夫へのオマージュ作品。僕も人生の半分、いや2/3くらいは終わったので、あとは自分の言いたいことやりたいことを、いかに発信していくかというところに注力していきたいと思います。
   
   
 いま、一番やりたいことを出来ているクリエーターの一人に、井上涼さんがいると思います。彼はNHKで「びじゅチューン」という10分番組を手掛けているのですが、そのほとんどすべてを彼のアイデアと労力で作り上げているように感じます。今日はグランフロント大阪で開催されている「びじゅチューンEXPO in大阪」に参ってきました。展示内容的にはイマイチでしたが、(こないだの細野晴臣の細野観光はもっとひどかった(# ゚Д゚)。金返せレベル)彼の才能と、それを発現してそのままTVに取り上げてもらえるプロデュース力には脱帽です。自分に自信がある人なんですよね、きっと。そう見えないところが、井上さんの不思議なところ。。
鳥獣戯画ジム by 井上涼 これ傑作のうちの一つよ💛
 最後に取り上げるのは、KIRINJIをされている堀込高樹さん。1996年デビューなんで、僕の医者デビューと同じなんですよ。僕が研修医の頃、まだMRさんと接待費がふんだんに使えた頃、夜のBarやスナックでカラオケ歌っていたら、女の子に「せんせい、キリンジ歌ってよ」なんて言われていたんだけど、その当時は興味なかった。興味が湧いたのは、キリンジからVOCALの弟君(堀込泰行)が2013年に脱退してから。お兄ちゃんは、弟が脱退してから、その悲しみを癒すためか、VOCALにコトリンゴさんや、弓木英梨乃さんを迎えて、素晴らしい楽曲をプロデュースしてきました。そして、迎えた2021年、とうとうソロになってしまいました。(兄の作曲能力は誰もが認める、弟のボーカルの才能も。はやく復活せい!)現在52歳。この3月9日にビルボードライブ大阪にてライブがあるので、行ってきます! なんとコロナのせいで、マンボウのせいで、ライブ開始時間が1時間早まってしまった。なんとか間に合いますように!(^^)!
キラーチューン by KIRINJI 弓木英梨乃 この女優が 唐田えりか さん

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