念願叶って、京都銀閣寺近くの「なかひがし」さんに、行ってきました。もともと、僕は大学生の頃～３０歳までとても太っていたのです。ときは昭和、プチ美食家を自負していました。ちょうど「Ｄａｎｃｈｕ」という雑誌が創刊された１９９５年ころ、京都にとんでもない名店が現れたと記事が出ました。「めざしとご飯」を最高に美味しく食べられる割烹として世に出てきたように覚えています。絶対に行きたい。でも、お金がない。そこから、苦節２５年。途中忘れていた時もあったけど、子育ても一段落して、世の中の酸いも甘いも、だいぶ経験した大人になった今、そろそろ行かなくちゃと思って、予約していたのです。（調べたら分かるが、京都一、予約が難しいと書かれています。僕も、去年の９月から電話して、ようやく今日の予約が取れたのでした(‘Д’)）
　草喰というだけあって、自然の草本をたくさん出していただけます。僕は普段から、六甲山や芦屋川に出向いて、食べられる草木を良く観察していますので、（芦屋川のクレソンやヨモギ、つくしなど普段から食べてますし）秋のドングリなど、どうやって料理しようか、悩んでいるくらいなので、そういう自然のものを出してくれるお店には本当に興味があったんですよね。
　しかも、今日、通された席は、厨房が丸見えのかぶりつき席でした！（ブルーノート大阪で言えば、ステージ左側の真横の席）涙が出そうでした😢
　さらに、店主の「なかひがし」さん直々に、厨房に立ち、お話ししてくださり、お酒までついでくださるという国賓級の待遇に、いたく感動したのでした。
　１２時スタートで、13時３０分までの９０分間。まるで、ステージにあがったような興奮の中の食事です。「料理の鉄人」をライブで見ながら、ジャッジするコメンテーターのような感じです。わかりますか？この興奮と価値を。（写真をいっぱい載せるね。）
　　　
　間違いなく、人生で最高の昼飯でした。（酒まで飲んで、二人で１６０００円て、安くない？締めのごはんは、お替り自由！　おくどさん（お釜）で炊くんやで～）
　　　　　　　　　
　二番目は、結婚式の料理かな。自慢するわけじゃないけど、僕は１９９９年６月に（ノストラダムスの予言の１カ月前）結婚したのだけど、ポートピアホテルで行われた披露宴での料理はまじで美味しかったです。なぜならば、主賓にダイエー社長の中内功（いさお）さんを呼んでいたのですが、ポートピアホテル社長の弟の力（つとむ）さんは、兄貴に喰わせるメシに間違いがあってはならぬと、アランシャペル総力をあげての料理を提供してくれたのですから。。あのステーキは、２０年たっても忘れられないほどの味でした☺
　その料理を超えるなんて、超絶うまい！　まるで美食界から来たかのような（ｂｙトリコ　島袋先生　万歳！）お味でした。和食が好きな人は、四の五の言わずに、絶対に行ってください。一緒に行きたい人、この指とまれ(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡
　今日はアニメです。トリコって、マニアックで面白かったよね。トリコの食事シーン　ｂｙ小松シェフ