バイタリティー
暑くなってきました、梅雨が始まるよ~的な季節に突入です。最近、コロナが収まってきたと同時に、今まで開催が押さえつけられていたイベントが爆発的に開催されているのをご存じですか? 毎日更新される膨大なコンテンツを全て追うことはすでに不可能。
5月頃からは世の中にはこんなにもたくさんの芸事があったのか、と思わされるようなイベントだらけの時期に突入していると思われます。かたや、コロナで情報量が減ってホッとしている世代にとっては、急に増えたイベントをどうやって追っていけばいいのか、分からない方も多いと思います。
僕のお勧めは、インターネットでチケットを買うことです。例えば一回、プロレスのチケットを買ったとします。そのあとはメールアドレスに、ひっきりなしに、プロレスのチケット情報が配信されます。興味がなくとも下段に乗っている他のイベント(例えば野球)を購入すると、今度は野球の試合のチケット情報がひっきりなしに届くというわけです。
そうやって舞台のチケットなど何回か買っていると、宝塚歌劇や有名アーチストの特等席のチケットが購入できるチャンスも勝手に送ってきてくれるというわけです。
もう一つ、地味なイベントは市民報を読むことで開催が分かります。今日は芦屋美術館で現在開かれている「北原照久 おもちゃ展覧会」のギャラリートークに行ってきました。イベントがなければ、わざわざチケットを買ってまで行くことはないのですが、学芸員の方が解説してくださると、飾ってあるモノが数倍のリアルさで迫ってくるのです。昔は本当に人の話を聞くことが苦手でしたが、40歳を超えたあたりから、ためになる情報は耳に入るようになってきました。
数年前に芦屋ルナホールで行われた「バロン藤田」の絵の解説も思い出に残るグッドさでした。一緒に行ってくれた人も良かったのかもしれません。逆に言えば、解説のない展覧会など行ってもあまり価値はないかもしれません。今度、めちゃくちゃマイナーな、辰馬考古館でもギャラリートークがあるので、それも密かに狙っています。
しかし、北原照久さんは、とてもバイタリティーのある人ですね。今日の展示品は、全体の0.1%くらいですと学芸員の方が言ってました。僕は50歳になった頃から急に落ち始めて、ロウソクの火が消えかかるような気さえしているのです。こないだ兵庫医大眼科同窓会の理事に任命されて初めて理事会というのに参加してきたのですが、まだまだこんなところで火が消えている場合ではないのですよ。社会的に責任のある仕事はこれから降ってくるのですから。
昨日も、久しぶりに芦屋竹園ホテルで東部眼科医会が開かれて参加してきたのですが、皆さんとてもお元気で、老いてもかくしゃくとされているので、しんどいしんどい思っていたらバチがあたると思って頑張っていきます。でも50歳でもまだ10歳の子供がいるという状況が、余力を奪っているのかもしれません。さらに今年は高校3年生の受験生を抱えているので、とびきりしんどいのかもしれませんね。
人生は一度きりなので、その時々で対処するしかないのですが、子供も4回目だと慣れているとは言え、だんだん累積しているのがキツいのか。今年は5月頃から研修医の時レベルに忙しいというのが実感ですね。やっぱり年なんかな。
僕の受粉行動が成果を上げています。オリーブの樹が実を結びそうです。あと、うちのドラゴンの樹がエラいことになっています。
今日の歌 しらスタ ミックスナッツの歌い方 すごいです、この人。なんてバイタリティー、こんなに上手く歌い方を教えてくれる先生がいたら、僕も違う道に進んでいたかもしれません。