祝!「天気の子」公開
観てきましたよ。そしてそのあとTAXIに乗って、医師会に行くというパターン。3年前にもやったな…(今回は日にちはずれてるけどね)
映画の内容は、ユーザーレビューでたくさん書かれているから、僕はあまり触れないけど、前作の「君の名は。」とか、一人の人間が世の中の大きな事象に直接関係しているストーリーを「セカイ系」と呼ぶのね。新海誠監督はこのセカイ系の話を作らせたら、第一人者なのだ。そして、世界の命運は主にヒロインの少女に担わされるのです。
「ほしのこえ」は、ヒロインが、侵略者(エイリアン)と戦う話。「君の名は。」は、ヒロインが隕石衝突を回避する話。そして、今回「天気の子」は、雨が降り続く東京で、晴れの巫女として人柱になったヒロインが、生きるか死ぬかで結果が変わるという話。
いや~、壮大な力を持った人がいるもんだと感心する傍ら、結構、俺だって晴れ男なんだけど、どこかで魂をすり減らしているのかなって不安になったりもする。(嘘です)
そんなことより、思春期の恋愛ってピュアだなって。それは、身体を求める気持ちよりも、好きな気持ちのほうが高潔だからってことか。こころはお金で買えないということか。そういうのプラトニックラブっていうのか。
恋愛って、お互いのことを良く知ったほうが、より好きになるから時間かかるよね。相手ならこう答えるだろうなっていう反応が考えられるようになる時点で、かなり脈ありなんだよ。たくさん話せば話すほど、その技術が磨かれていくしね。
僕は夢見がちで、よく勘違いしているんだけど、本当はフィクションは現実になることはない。どんなに素敵な映画、小説、お芝居、ゲームがあったとしても、それは虚構だ。自分たちが現実に生きている時間を覆すことはできない。スターウォーズを見ても、明日から社長になれるわけではない。君の名は。を見ても、急に片想いが両想いに変わるわけでもない。
結局は、自らが決着をつけるしかない。あまりにも回り道をしていると、楽しいはずの余興が全部本音を隠すためのごまかしになってしまって、なにをやっても虚しくなってしまうぞ。今日はとりとめもなく終わります。