二日目行きます。僕が昔から行きたかった八郎潟（日本昔話、タツノコ太郎だったかな）は、今はもうほとんどが埋め立てられてしまったので、観光には向かない。代わりに、男鹿半島の端にある男鹿駅まで行ってきました。本当に行っただけで、そのまま折り返し電車で帰ってきただけす。でも、ローカル列車に乗ることができたので、秋田県の高校生たちを見ることもできました。朝７：４２分発。秋田駅のナマハゲのでかいお面。
　　　
最果てには何もなく、ただ、風車が廻っているだけでした。八郎潟の水門。男鹿駅に飾ってあった、実物大のナマハゲ。観光に行かれる方は、ループバスに乗ってみるのもいいかも。ゴジラ岩とか水族館GYAOとかありますよ。
　　

　秋田駅に帰って、今回のお土産を買いました。駅のキオスクから大人買いして、宅配で送ります。ババヘラアイスで有名なババヘラ棒って、どんな味？気になりますね。
　
　さて、今日のメインは、山形県の酒田です。特急いなほに乗って、新潟までに、どこかで観光していこうとガイドブックを見ていたら、見るところがありそうな町だったので、降りてみました。駅で無料のレンタサイクルを借りて回ります。竹久夢二美術館では、舞妓さんの踊りを見れるというので行ってみましたら、コロナのせいで休館していました。代わりに、日枝神社にお参りして、旅の安全と安心した生活をお願いしてきました。自転車置き場には、雪国ならではの張り紙が。
　
　お昼を港で、新鮮なホヤでも食べようと、とれとれ市場へ向かってみると、いるわいるわ、バイカーや旅行客で溢れかえっていました。これでは、三密になってしまうので、山居倉庫という観光地にてお昼休憩しました。海鮮はここでも十分に楽しめました。
　　
　この倉庫は、今でも現役で使われているようです、運河沿いの黒い倉庫で、神戸の赤レンガ倉庫や蘇州の土壁の倉庫とも違って、とてもいい味を出していました。男同士ではデートもくそもないので、次の観光地へ。
　　
　自転車で最上川を渡って、「土門拳」美術館へ。実は、土門拳さんの作品を生で見るのは初めてだったんですよね。仏像を撮り下ろしたもので、山形にいながら、奈良県に観光にきた感じがしました。カメラの性能が上がってしまった現在、フィルムの質が悪かった時代の作品は、どう評価したらいいのか、良く分からなかったです。（仏像は静物だからね）
　町の広々とした感じは、滋賀県だったかも。帰りに、鳥海山の山頂が見えたり、雲で隠れたり。ママチャリで、ゆっくりとこいで行く気分のいい旅路でした。
　　
　酒田から新潟までは、特急は、また貸し切り状態でした。特別待遇も慣れてしまう、勿体ないこった。誰もいない車両の中で、積もる話をしているうちに、おじさん二人は眠りについていました。
　新潟では、古町という中心地に泊まり、ビストロ椿という人気のレストランに行ったのですが、僕は疲れ果てていて、料理の写真をほとんど撮らずに終わってしまいました。とても美味しかったので、残念です。ここも、デートでいくべき店ですね。
　この旅の間は、僕の晴れ男パワー全開でしたが、さすがにこの夜は疲れたのか、一回だけ傘をさす程度に雨に降られました。
　では、今日はここまで。三日目に続く。
　自転車でおいでよ　ｂｙ矢野顕子＆佐野元春　歌詞は糸井重里