三日目行きます。実はこの日に、僕が一番やりたかったことを計画していたんだよね。新潟から糸魚川方面に抜けていく電車がとても少ない。朝７：３７発の特急があるんだけど、次は１０：５５分とか。しかも電車好きの友のために、一部区間だけ新幹線に乗りました。７：４９発新潟新幹線「とき」です。しかも、彼は７：１８発のＭＡＸときが、二階建てということを知り、早朝に一人でそれに乗っていってしまいました。男って、勝手だね。
まあ、長岡で二人落ちあうんだけどね。彼の一番やりたかったことは、いろんな電車に乗ること。長岡で下りて、そのあと直江津までは、「しらゆき」という特急に乗る。
　
そこから、かつてはＪＲだったが、現在はえちごトキメキ鉄道に乗って、糸魚川（いといがわ）駅へ。写真は、しらゆきのきれいな座席とローカル線のギャップ。
　
　僕の一番やりたかったことは、フォッサマグナで有名な糸魚川にある「ひすい海岸」で泳ぐことです。実は天気予報がこの日は雨、とかなり前から予想していて、雨でも泳ぐ！と言い切っていた僕に冷ややかな目線を向けていたのは知っていたので、本当に晴れて（曇りかな）良かったです。ＴＡＸＩのおじさんが、今日は珍しく佐渡島が見えますと言っていたので、きっと日本海側としては天気は良かったんだろ。我ながら自分の晴れ男パワーには驚く。
　このヒスイ海岸、ちゃんとシャワー、トイレもあって、監視員も二人置いている。結構しっかりした海水浴場です。人は、総勢５０人くらいはいたかな。須磨の海と違って、浜は石ころだらけだから、足の裏は痛い。
　　
　しかし、日本海特有の海の色、海の味。きれいな水。５００ｍくらい泳いで堪能しました。今年の冒険は終わった感じ。ハハハ。　ヒスイになれなかった石たち。
　駅までの帰り道にて、「ブラック焼きそば」なる看板を発見！調べてみたら、Ｂ級グルメで、かなり有名なものらしい。町で一番有名な店に寄ってみました。どこからこんなに人が湧いてくるの？　田舎でも、繁盛している店はある。要は、やり方次第ということだ。商売の根幹を見た気がした。味は、イカ墨の焼きそばね。だから黒いの！　この店では、服が汚れないように、黒いエプロンをくれます。
　　
僕は大好きな味だった。１０分で完食！ごちそうさまでした！
　
さあ、ここからはまた新幹線で富山まで行きます。二つ理由があって、富山のＬＲＴに乗りたい友人は、日本で一番美しいスターバックスと言われている店にいくこと。
　
写真では分かりにくいけど、この街の鉄道とＬＲＴの立体起動はとてもいけてる。近未来的。
そして、スタバは写真の右端にある。神戸のオリエンタルホテルの前にあるスタバもかなりいいけどね。
僕は、富山の「能作」という錫の店で、花器を買うこと。ちょうど嫁の誕生日だったので、何かいいプレゼントが欲しかったんだよね。
　　
自由自在に曲がるので、どんな形にもアレンジできるんだ。おしゃれだね。
　さて、最後は富山からまた一駅、金沢まで新幹線に乗って（これも貸し切り車両でした）、金沢からはサンダーバードで大阪まで帰ってきました。
滋賀県の琵琶湖を通過中に、それまで雨が降っていたのに、急に雲が色付きだして、夕日が雲を染め上げるのを見ました。感動的なフィナーレまで用意してくれるなんて、神様はなんてサービス精神旺盛なんでしょう。神様、ありがとうございました。<(_ _)>
　
僕も、最後に、今回の旅のフィナーレにふさわしい曲をおくりましょう。涙よ海へ帰れ〽
めぐりあい　ｂｙ　井上大輔